金融機関である銀行のマメ知識
様々なタイプの銀行について
 
   
     
 

信託銀行で働くいろは

信託銀行と銀行の違い

利用者も知名度も多い普通銀行に比べて、いまいち理解している割合の少ないのが信託銀行です。実際に利用を検討するときや就職のときに初めて両者の違いを知ったという人も少なくありません。簡単に言うと、信託銀行は普通の銀行としての業務とともに信託業務を行えるという特徴があります。

そもそも信託の意味を知らない人も多いです。信託とは委託者が財産権を受託者に託し、受託者がその財産を目的に従って管理もしくは処分するという仕組みです。信託銀行はこの一連の関係性の中では受託者に当たり、顧客などの委託者から託された不動産などの財産を管理したり処分したりします。

しかし単純な金銭などの財産の管理ならば普通銀行でもできるという意見もあります。しかし信託は名義を変更して管理や処分を行うという特有の特徴があり、これによって普通銀行にはない機能を持つことを可能にしました。具体的には財産の管理機能、転換機能、倒産隔離機能です。これらの機能のため、投資信託のように複数の投資家から集めた資金を一括で管理運用するような活用ができるのです。

普通銀行は単に金銭を預かって金利をつけるだけですが、信託銀行の場合は財産管理機能があるため、信託範囲内であれば自由に積極的な運用をすることができます。さらに転換機能で財産が信託受益権という権利に変わり、それによって財産をまとめて運用するという投資信託のような手法も使えます。また万が一委託者もしくは受託者が倒産破産した場合でも、名義が変更されているため負の影響を受けないというメリットがあります。

 
 
Homepage Vorlagen